2016年12月07日 (水)

ES細胞から精子幹細胞 マウス実験で成功 京大グループ

K10010797681_1612070443_1612070444_01_03.jpg

体のさまざまな組織になるES細胞から精子の元となる「精子幹細胞」を作り出すことに京都大学のグループが世界で初めてマウスを使った実験で成功しました。男性不妊などの原因究明に役立つと期待されます。

研究を行ったのは京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授らのグループです。
これまでマウスのES細胞から精子や卵子の元となる「始原生殖細胞」は作製されていましたが、さらにこの細胞が分化し、直接、精子の元となる「精子幹細胞」を作り出すことはできていませんでした。

グループではES細胞から作った始原生殖細胞をマウスの精巣の細胞と一緒に、試験管の中で培養したところ3週間ほどで「精子幹細胞」を作り出すことに成功したということです。

またこの「精子幹細胞」をマウスの精巣に移植したところ、正常な精子が作り出され、卵子に受精させて健康なマウスの赤ちゃんになることも確認できたということです。

斎藤教授は「精子幹細胞ができるメカニズムがさらにわかれば男性の不妊などの原因究明にも役立てることができる。将来的にはヒトの精子形成の研究に役立てていきたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:00  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲