2016年12月07日 (水)

アムール川流域の野生生物保護に協力を ロシア専門家が呼びかけ

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ロシア東部のアムール川流域で長年、野生生物の保護に取り組んでいる専門家が来日して講演し、この地域は日本でも知られたコウノトリなど希少な渡り鳥の重要な繁殖地だとして保護への協力を呼びかけました。

講演を行ったのは国際自然保護団体・WWFのロシア・アムール支所ユーリ・ダーマン所長で、30年以上にわたるアムール川流域での野生生物保護の功績で日本の財団から賞を受賞しました。

ダーマン氏は、この地域はアムールトラやアムールヒョウなど希少な哺乳類が生息しているだけでなく、野生復帰の取り組みが進むコウノトリなど日本でも知られた希少な渡り鳥の重要な繁殖地になっていると述べました。

ダーマン氏はこうした生き物を守るために流域の400万ヘクタールを新たな保護区に指定することに成功したと説明した一方で、気候変動によると見られる河川の氾濫や、国境を接する中国や北朝鮮で進む農地開発が脅威となっていると指摘しました。

NHKのインタビューに対しダーマン氏は、「絶滅のおそれが高い渡り鳥はアムール川を繁殖地とし、冬に中国や日本に渡って来るため、保護には各国の協力が不可欠だ。東京のようなコンクリート・ジャングルに住んでいる人たちにも生物多様性の必要性をわかってほしい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:30  | カテゴリ:科学のニュース
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