2016年12月08日 (木)

超小型衛星専用のミニロケット 来月打ち上げ実験へ

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手で持ち運べるサイズの超小型衛星の打ち上げに世界の関心が高まる中、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、超小型衛星専用の新しいミニロケットの打ち上げ実験を来月11日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所で行うことになりました。

大きさが10センチから数十センチ程度の超小型衛星をめぐっては、大幅な低価格化が見込めることから、新たな宇宙ビジネスの市場が広がると世界で関心が高まっています。

こうした中、JAXAは、超小型衛星専用の全長9メートル余りの新しいミニロケットの打ち上げ実験を、来月11日の午前7時20分に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で行うことになりました。搭載する超小型衛星は、縦・横それぞれ12センチ、長さ35センチ、重さ3キロで、地球の上空を回る軌道に投入して、地上とのデータのやり取りや地上を撮影する実験に臨みます。撮影用のカメラにはスマートフォン用のものを採用するなど、衛星の部品に広く一般に利用されている民生品を取り入れ、コストを大幅に削減しているのが特徴です。

超小型衛星とミニロケットの開発費用はおよそ4億円と、JAXAのほかの人工衛星の打ち上げに比べておよそ100分の1に抑えられています。

JAXAと宇宙ビジネスの拡大を推進している経済産業省では、今回の実験で得られるデータを民間企業に活用してもらいたいとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:14:56  | カテゴリ:科学のニュース
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コメント(1)

人工衛星は、いつか1家に1台の時代が来るかも知れない、と言った方がいました。
そんな時代も決して遠くないことをうかがわせるニュースですね。
大きな電算機から、小さなパソコンや電卓ヘ、
大きなロケットから、小さな小型衛星ヘ、
性能もコストもどんどん進化している、科学の力は凄いと思いました。
たくさんの衛星キューブが地球の周りに周回するとなると、衛星どうしの電波干渉や、データプライバシー、軌道の接触など、大丈夫でしょうか。電波倫理法や、軌道の交通規制法など、必要になって来るのかな、と思いました。
衛星への物資補給用に、超距離宇宙エレベーターも計画されているそうですね。上空を縦にも横にも空間活用となると、ルートの計算がますます複雑になりますね。
宇宙に市場が移っても、
衛星やロケットがたくさん上がりすぎて、見上げた夜空の星が、隠れて見えないなんてことがありませんように。


投稿日時:2016年12月10日 12:20 | 雪うさぎ

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