2016年12月08日 (木)

大隅さん ノーベル博物館のカフェのいすにサイン

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ノーベル賞の授賞式のためスウェーデンのストックホルムを訪れている大隅良典さんは、8日、市内にあるノーベル博物館を訪れ、館内のカフェのいすにサインする恒例の行事に参加しました。

大隅さんは、日本時間の8日夕方、妻の萬里子さんと一緒に、歴代のノーベル賞受賞者の研究を紹介するゆかりの品などが展示されているノーベル博物館を訪れました。

ノーベル博物館は、18世紀に建てられた歴史ある建物で、受賞者は館内のカフェで使われているいすの裏にサインをするのが恒例の行事になっています。

大隅さんは、去年ノーベル賞を受賞した大村智さんがサインをしたのと同じいすに、日本語と英語でサインを書いていました。
また、大隅さんが顕微鏡をのぞき込んでいる様子を模した小さな人形とオートファジーのメカニズムを表す模型を博物館に寄贈しました。大隅さんは、この人形について、「まだ髪の毛が真っ黒な東京大学の助教授時代に、顕微鏡でオートファジーが起きているのを見つけた様子を表現したものです。研究者仲間が去年プレゼントしてくれた」と話していました。
そして今の心境を尋ねられると「少しずつノーベル賞をいただいたという実感が湧いてきました。ノーベル博物館にサインを残せたのはとても光栄です」と話していました。

ノーベル賞の授賞式は日本時間の11日未明、ストックホルム中心部のコンサートホールで開かれることになっています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:39  | カテゴリ:科学のニュース
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コメント(1)

大隅教授には、この度は大変おめでとうございました。
ファーブルのように根気強く紡がれたご研究が、このような世界の名誉のレリーフとなられて、お祝いの気持ちと嬉しさで胸がいっぱいです。
細胞のなかの構成子が、古く傷ついたたんぱく質を分解し、新しく有益な物質を作ることで、細胞が自ずと健康に努める仕組みは、人の体が液胞というたいへん微細なスケールから自らの健康を賦活する希望と意欲を持っている証に受け止められて、たいへん前向きで深い意義を感じました。
体の構成子の仕組みは、細分化しても細分化しても、果てしがありません。
この偉大な起点が、ビッグバンのように、多相の生命医科学の課題を照らし、学際で重合しあい、喚起と誘発と伝播の敷衍をもたらして、生命科学の更なる大系を導かれることに、胸踊る期待を噛みしめております。

投稿日時:2016年12月12日 16:37 | 雪うさぎ

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