2016年12月11日 (日)

東工大 大隅さん訴え受け 基礎研究支援の新基金設立へ

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東京工業大学は、ノーベル賞を受賞した大隅良典さんが基礎研究の重要性を訴えていることを受けて、若い研究者が行う基礎研究を支援するための新たな基金を設立することを決めました。

ことしのノーベル賞の授賞式は11日未明、ストックホルムで行われ、東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが、長年の基礎研究によって「オートファジー」と呼ばれる細胞のリサイクルの仕組みを解明しノーベル医学・生理学賞を受賞しました。

大隅さんは、国立大学などに配分される運営費交付金が削減され、基礎研究を行う若い研究者が研究費を獲得できにくくなっている現状について、「科学の進歩には、本当に広いすそ野が必要でいろいろなところから小さい芽が育っていくことなしに大きな塔が立つことはない。心ある研究者にお金が回るシステムが大事だ」と訴えてきました。

これを受け、東京工業大学は、企業や個人から寄付を募り、独自性の高い基礎研究を行う若手の研究者を支援する新たな基金を来年3月までに設立することを決めました。当面、数千万円を募り、若手研究者10人ほどの基礎研究を支援できる体制から始めたいとしています。

また、この基金については、大隈さん自身もノーベル賞の賞金の一部を拠出して協力するということです。東京工業大学の三島良直学長は、「基金を設立することで大隅教授のような研究者を育てていく土壌作りを進めたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:12  | カテゴリ:科学のニュース
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