2016年12月11日 (日)

甲状腺検査など 福島と首都圏の中高生で討論会

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東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて行われている子どもの甲状腺検査などについて、検査を受けている福島県の高校生と首都圏に暮らす中高生とが互いに意見を交わす討論会が都内で開かれました。

この討論会は、原発事故のあと、福島の高校生たちが抱える問題について、同じ年代の首都圏の中高生にも考えてもらおうと大学の教員らで作る団体が開いたもので、東京・目黒区にある東京工業大学のホールには、福島と横浜の中高生ら50人余りが集まりました。

討論会は、原発事故のあと行われている子どもの甲状腺検査がテーマで、はじめに、検査を受けている福島県の高校生が、「ふだん説明を受ける機会が十分になく、自分たちもよく理解できていない」とか、「専門家でも言うことが違い、何が正しいかわからない」などと話しました。

それに対し、横浜市の高校生からは、「同年代の学生が甲状腺検査を受ける中で何に悩み、どんな生活を送っているのか、なかなかわからなかった」といった声が上がりました。

討論会では、その後、話し合いで出てきた課題を互いに紙に書いて整理し、甲状腺検査や放射線について扱う授業を、福島でもほかの地域でも設けてほしいとか、甲状腺検査の結果を知らせる文書は専門用語が多いので、中高生でも理解できるものを作ってほしいなどとする提言をまとめました。

参加した横浜市の中学3年生の女子生徒は「直接話してみて、初めてわかったことも多かったので、今後、福島に行き、自分の周りに福島の状況を伝える活動をしたいと思いました」と話していました。
団体では、今後、福島でも同様の討論会を開くことにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:12  | カテゴリ:科学のニュース
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