2016年12月14日 (水)

島根原発で換気用ダクトに穴 安全性確認の在り方検討へ

K10010806691_1612141659_1612141819_01_02.jpg

島根原子力発電所2号機で、20年以上点検していなかった換気用のダクトに穴が見つかり、重大な事故が起きた際に中央制御室が汚染されるおそれがあったことが明らかになったことを受けて、原子力規制委員会は、故障するおそれが少ないとされてきた設備の安全性の確認の在り方を検討することになりました。

今月8日、島根原発2号機で、原発の制御を行う「中央制御室」と呼ばれる部屋の換気用のダクトに、腐食によると見られる、縦およそ30センチ、横およそ1メートルの穴があいているのが見つかりました。

問題のダクトは、保温用のカバーで覆われていて、重大な事故が起きた際、中央制御室の汚染を防ぐため、空気中から放射性物質を取り除くフィルターにもつながっていますが、故障のおそれが少ないとして多重化されていませんでした。
しかも、中国電力は平成元年の運転開始から27年間、一度もカバーを外して詳しい点検をしたことがありませんでした。

原子力規制委員会の更田豊志委員は、14日の会合でこの問題に触れ、「設計を変えて多重化させるか、点検のレベルを上げるかなど議論したい」と述べました。そのうえで、中国電力がまとめる今回の問題の原因や再発防止策などを踏まえながら、多重化されていない設備の安全性の確認をどのように行うべきか検討を進めることを決めました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:19  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲