2016年12月16日 (金)

核燃料冷却一時停止 東電幹部が経産省訪れ陳謝

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今月、東京電力福島第一原子力発電所で作業中のミスで溶け落ちた核燃料の冷却が一時、停止するなどトラブルが相次いだ問題で、東京電力の幹部が経済産業省を訪れて高木副大臣に陳謝し、再発防止策を示しました。

今月5日福島第一原発3号機では計器の点検をしていた作業員の防護服が、ポンプのスイッチにひっかかり、溶け落ちた核燃料への注水が一時止まりました。

注水は設備の安全確認を終えたおよそ1時間後に別のポンプで再開されましたが、東京電力が福島県や周辺の自治体に通報したのは注水再開の1分前でした。この前日には、パトロール中の当直員が誤って配管のレバーに接触し、2号機と3号機の使用済み燃料プールの冷却を一時止めざるをえなくなるトラブルも起きていました。

これらのトラブルを受けて、東京電力福島第一廃炉推進カンパニーの増田尚宏代表は16日経済産業省を訪れ、高木副大臣に「重要な機能がヒューマンエラーで停止し、皆さまにご心配をおかけし申し訳ありません」と陳謝しました。

高木副大臣は「地元住民や社会に心配をかけたことは大変遺憾だ。住民のふるさとへの帰還は原発の安全確保が大前提で、復興への責任を負っていることをしっかり認識してほしい」と述べました。

東京電力は、冷却装置など安全にかかわる設備のバックアップや異常が発生した場合の速やかな連絡の徹底など、再発防止策を進めるとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:29  | カテゴリ:科学のニュース
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