2016年12月16日 (金)

英 3人の遺伝子持つ子ども来年にも生まれるか

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子どもの重い遺伝病を防ぐため、イギリスで体外受精をさせた受精卵の核を別の女性の卵子に移植する医療技術が世界で初めて公式に認可され、現地メディアは父親と母親、それに別の女性の3人の遺伝子を持つ子どもが来年にも生まれる可能性があると伝えています。

細胞でエネルギーを作り出すミトコンドリアの遺伝子異常は、母親から子どもに引き継がれ、脳や筋肉などの難病を発症させるおそれがあるとされています。
これを防ぐため、イギリス政府の研究監視機関は15日、体外受精をさせた受精卵の核を別の女性の卵子に移植し、正常なミトコンドリアを持つ受精卵を作る医療技術を初めて認可しました。この技術によって、生まれる子どもは母親と父親、それに別の女性の3人の遺伝子を引き継ぐことになります。
イギリスでは、去年2月、この医療技術を認める法律が成立し、医療機関は研究監視機関の認可を受ける必要があるとされていました。同じような技術を使い、ことし4月、規制のないメキシコでアメリカの医師らにより、3人の遺伝子を持つ男の子が生まれたことがわかっていますが、この技術が公式に認可されるのは、今回、世界で初めてです。イギリスのメディアは、ニューカッスル大学などによって来年にも3人の遺伝子を引き継ぐ子どもが生まれる可能性があると伝えています。
イギリスでは、今回の認可について、多くの家族に希望を与えるとする意見がある一方、倫理的な問題を懸念する声も出ていて、今後、議論を呼びそうです。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:25  | カテゴリ:科学のニュース
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