2016年12月22日 (木)

鳥インフルエンザ スマホ使った監視に効果 タイ

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タイでは、鳥インフルエンザの発生を、スマートフォンを使って監視する取り組みが効果を上げており、迅速な対応につながると期待されています。

タイ北部の農村部は高温多湿で、ニワトリや豚などの家畜を飼育している農家が多く、鳥インフルエンザのウイルスが人への感染力を持つようになるおそれがあると、専門家などの間で指摘されています。

こうした中、チェンマイ大学は、アメリカの財団の支援を得て、スマートフォンを使って異変があった家畜を撮影して通報するアプリを開発し、去年から試験的に運用してきました。

その結果を報告する会議が、22日にバンコクで政府関係者などを集めて開かれ、100羽近いニワトリが突然死ぬなど、鳥インフルエンザとの関連が疑われるケースの通報がこの1年間で25件あったことなどが紹介されました。

いずれも、大学の獣医師が通報から数時間以内に現場に駆けつけ、血液検査などを行った結果、鳥インフルエンザではないことが判明したということです。

タイでは、2004年に鳥インフルエンザの感染が広がった際、当局の対応が遅れたため、6000万羽を超えるニワトリが処分されました。

今回の取り組みについて、チェンマイ大学は、効果が実証されたとしてほかの地域でも運用する方針で、鳥インフルエンザへの迅速な対応につながると期待されています。

会議に出席したタイ政府の担当者は「タイ全土に広げたいし、ほかの国でも活用できると思う」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:15:37  | カテゴリ:科学のニュース
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