2016年12月27日 (火)

もんじゅ廃炉 文科相が福井県知事らに理解求める

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政府が高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉を正式に決めたことを受けて、松野文部科学大臣が福井県を訪れて、西川知事や「もんじゅ」が立地する敦賀市の渕上市長らと会談し、改めて廃炉への理解を求めました。これに対して、西川知事らは、廃炉作業の体制を速やかに示すよう求めました。

安全管理上の問題が相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」について、政府が廃炉にすることを今月21日に正式に決めた一方、福井県の西川知事は事前の話し合いなどで容認しない考えを明らかにしています。

こうした状況を受けて、松野文部科学大臣は、「もんじゅ」を廃炉にする政府方針の決定後、初めて、27日に福井県を訪れ、西川知事と会談しました。
この中で、松野大臣は「来年4月をめどに、廃止措置について、より詳細な計画を示す。廃止措置作業の開始にあたって、地元の十分な理解を得るべく、今後とも具体化に向けて取り組んでいく」と述べ、改めて廃炉への理解を求めました。
そのうえで、松野大臣は、「もんじゅ」の敷地内に新たに設置する試験研究炉について、来年1月にも有識者会議を設置して具体的な検討を始める考えを伝えました。

これに対し、西川知事は「政府が原子力を重要な電源と位置づけて活用するなら、国策に協力する立地地域の安全安心を第一に考えて、責任ある対応をすべきだ」と述べ、もんじゅの廃炉作業の体制を速やかに示すよう求めました。

このあと、松野大臣は、「もんじゅ」が立地する敦賀市の渕上市長らと会談し、「もんじゅ」とその周辺地域を高速炉の研究開発の中核拠点に位置づけていく考えを伝えました。

これに対して、渕上市長は「今後、廃止措置に臨むにあたって、市民の生活を脅かすことがあってはならず、信頼できる体制を示してほしい」と述べました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:14:09  | カテゴリ:科学のニュース
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