2016年12月27日 (火)

がんの「ゲノム医療」を考えるフォーラム 東京

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がん患者の遺伝子情報を治療や予防に役立てる「ゲノム医療」について考えるフォーラムが都内で開かれ、参加者からは、がんのリスクを把握できることへの期待の声やリスクが明らかになった患者や家族を支える体制づくりを求める意見が出されました。

厚生労働省などが開いたフォーラムには、がん患者や医療関係者など、およそ100人が参加しました。

はじめに、国立がん研究センターの中釜斉理事長が、ゲノム医療の現状について、「肺がんの一部では、原因となる遺伝子を特定することで、より効果の高い治療薬が選択できるようになっている。発症する前にリスクが把握できるがんもあり、革新的な治療や予防が実現しつつある」と説明しました。

続いて、パネルディスカッションがおこなわれ、タレントの山田邦子さんが偶然、乳がんが見つかった自分の体験をもとに、がんのリスクを把握することへの期待を述べました。

また、患者団体の代表からは、ゲノム医療によってがんのリスクが明らかになった患者や家族を支える体制や副作用が少ない治療法の開発を求める意見が出されました。

パネリストの1人で、全国がん患者団体連合会の天野慎介理事長は「治療が難しいがんの患者にも、ゲノム医療の恩恵をしっかり届けるとともに、がんのリスクがわかっても、差別されないような社会にすることが重要だ」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:31  | カテゴリ:科学のニュース
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