2017年01月11日 (水)

目の重い病気 iPS細胞で再び光感知 マウスで成功

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iPS細胞から作った目の網膜の組織を「網膜色素変性症」という重い目の病気のマウスに移植し、目で光を感じ取れるようにすることに世界で初めて成功したと、神戸市の理化学研究所のグループが発表しました。

この研究を行ったのは、理化学研究所の万代道子副プロジェクトリーダーらのグループです。グループではiPS細胞から目の網膜の組織を作り出し、「網膜色素変性症」という重い病気のため、光を感じ取れなくなったマウスの目に移植しました。

その結果、移植を受けたマウスは、およそ4割が光を再び感じ取れるようになり、移植した網膜組織が光の刺激に反応して、脳につながる神経に信号を送っていることも確認できたということです。

iPS細胞から作った網膜の組織を使って、光を再び感じ取れるようにする効果が確認できたのは、世界で初めてだということです。

「網膜色素変性症」は3000人に1人がかかり、失明の原因にもなる難病で、万代副プロジェクトリーダーは「この病気で視野の真ん中しか見えなくなったような患者でも、iPS細胞の移植によって視野が開けるように研究を進めたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:02:10  | カテゴリ:科学のニュース
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