2017年01月18日 (水)

向井千秋さん 宇宙ごみ問題検討の国連小委員会議長に

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深刻化する宇宙ごみの問題への対応などを検討する国連の小委員会の議長に、宇宙飛行士の向井千秋さんが今月30日付けで就任することになりました。向井さんは松野文部科学大臣に報告に訪れ、「宇宙活動の次の50年を考える時期に来ていて、しっかりと役に立ちたい」と抱負を述べました。

日本人初の女性宇宙飛行士として、1994年と1998年に合わせて2回、スペースシャトルに搭乗した向井千秋さんは現在、東京理科大学の副学長を務めています。

向井さんは、オーストリアのウィーンに事務局がある国連の「宇宙空間平和利用委員会」で、宇宙ごみの問題への対応などを検討している「科学技術小委員会」の議長に今月30日付けで就任することになりました。

向井さんは18日午後、松野文部科学大臣に報告に訪れ、「宇宙活動の次の50年を考える時期に来ている。各国の意見を取りまとめ、国際的なルールを作れるよう、しっかりと役に立ちたい」と抱負を述べました。

使い終わったロケットや人工衛星などの「宇宙ごみ」は、秒速8キロという猛スピードで地球の周りを回り続けていて、運用中の人工衛星や国際宇宙ステーションに衝突しないか大きな脅威となっています。アメリカ軍が地上から行っている観測では、大きさが10センチ以上の宇宙ごみは2万個以上に上り、今後、民間による宇宙開発が本格化するなか、問題を解決するための国際的な仕組み作りが差し迫った課題になっています。

向井さんの議長としての任期は1年で、報告を終えた向井さんは「宇宙空間が商業利用を含めてこれまで以上に活発に使われるようになれば、宇宙ごみもさらに増えていく。各国には自由に意見を出してもらい、これがいちばんよい方法だと合意できるよう努めたい」と述べました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:54  | カテゴリ:科学のニュース
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