2017年01月26日 (木)

福島第一原発3号機 使用済み核燃料取り出し遅れる見通し

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東京電力福島第一原子力発電所3号機で、事故後残されたままになっている使用済み核燃料の取り出し作業について、東京電力は、作業員の被ばくを防ぐ対策に時間がかかったことなどから、開始時期が今の予定より半年ほど遅れて再来年度(平成30年度)の中ごろになるとする見通しを示しました。

福島第一原発3号機の使用済み燃料プールには、今も未使用のものを含め566体の核燃料が残されていて、東京電力は、取り出しに向けたがれきの撤去や作業員の被ばくを防ぐ除染などの準備を進めてきました。

今月からは核燃料を取り出す装置を覆うカバーの設置工事が始まりましたが、除染や放射線を遮る鉛の板の設置に時間がかかったことなどから、計画よりもおよそ9か月遅れています。

これについて、東京電力廃炉推進カンパニーの増田尚宏代表は26日の記者会見で、来年度中の開始を予定していた燃料の取り出し作業が半年ほど遅れて、再来年度(平成30年度)の中ごろになるとする見通しを示しました。

今後は、燃料をプールから取り出す装置や移動させる装置の取り付けのほか、これらを覆うカバーの設置を終える必要があり、それぞれ完了する時期のめどは立っていないということです。

取り出し作業の時期は過去にも1度延期されていて、増田代表は「スケジュールありきではなく、安全最優先で作業を進めていくが、効率よい作業の工夫をして、できるだけ早く着手したい」としています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:39  | カテゴリ:科学のニュース
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