2017年02月03日 (金)

格納容器内部の調査 ロボット投入の可否含め検討

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東京電力福島第一原子力発電所2号機で行われている格納容器内部の調査で、撮影された画像の解析から、1時間当たり最大530シーベルトという極めて高い放射線量が推定されました。東京電力は原子炉から溶け落ちた核燃料が燃料デブリとなって格納容器の中に存在する可能性があると見て、今月上旬にもロボットを使って詳しく調べる方針ですが、調査ルートの床の一部が脱落していることがわかり、ロボットを投入するかどうかも含めて、慎重に検討するとしています。

福島第一原発2号機では先月、格納容器の内部をカメラで撮影する調査が行われ、東京電力は、画像を解析して放射線量を評価したところ、原子炉を真下で支えているペデスタルと呼ばれる円筒状のコンクリートの外側で最大で1時間当たり530シーベルトと推定されることを明らかにしました。

東京電力は、原子炉から溶け落ちた核燃料が構造物と混じって燃料デブリとなり格納容器内で強い放射線を出している可能性があるとして、放射線量や温度を計測できるロボットによる詳しい調査を今月上旬にも行う方針を示しています。
これについて専門家は「この値が正しいか詳しく調査する必要があるが、これほど放射線量が高いと調査用のカメラが長くもたない可能性があり、調査方法も工夫する必要がある」と指摘しています。

またロボットを移動させる予定の原子炉の真下にある金属製の格子状の床は、先月30日の時点でロボットの着地する予定だった部分の大半が脱落していることがわかったほか、隣接する別の場所でも2日、1メートル四方にわたって脱落しかかっている部分があることがわかりました。
さらに東京電力によりますと、ロボットが着地できたとしても付近に多くの堆積物が付着しているためベルト式の駆動装置で計画どおりに移動できるかわからないということです。

東京電力は今後、さらに画像の解析を行ってロボットで調査できる範囲を見極めるなど、ロボットを投入するかどうかを含めて慎重に検討するとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:26  | カテゴリ:科学のニュース
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