2017年02月09日 (木)

遺伝子解析し最適な治療方法を選択 東大が臨床研究へ

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がん患者や難病の患者一人一人の遺伝子を治療前に詳しく解析し、最も適した治療方法を選べるようにする臨床研究を東京大学のグループが始めることになりました。

これは9日に東京大学のグループが会見し明らかにしたものです。

患者ごとに最適な治療法を選ぶオーダーメード医療をめぐっては、乳がんなどの一部の病気で薬を選ぶ際に検査キットが使われていますが、対象となる遺伝子が限られるため、病気の治療法に関わる遺伝子に変異があっても、詳しく調べられないまま治療が行われていることも少なくありません。

研究グループでは、がんと難病の患者をそれぞれ年間数百人ずつ選び、次世代シークエンサーという装置を使って、患者の遺伝子の変異を詳しく調べます。
そして、そのデータを元に最適な抗がん剤や治療法を選んだり、従来の検査では難しかった難病の診断に役立てたりするということです。

東京大学の間野博行教授は「網羅的に遺伝子解析すれば、例えば、肺がんでは70%近い患者で、原因となるがん遺伝子がわかり、最適な薬を選べるようになる。この取り組みが広まれば、診療現場を大きく変える可能性がある」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:39  | カテゴリ:科学のニュース
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