2017年02月10日 (金)

格納容器内部の本格調査 どう進めるか検討へ

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東京電力福島第一原子力発電所2号機では、ロボットを使った格納容器内部の本格調査を前にした9日、調査の障害になる堆積物を取り除く作業が別のロボットで行われましたが、強い放射線のためか、ロボットからの映像が暗くなり、作業は中止されました。東京電力は、ロボットの走行ルートに堆積物が残っていることなどから本格調査をどのように進めるか検討することにしています。

福島第一原発2号機では今後、「サソリ型」と呼ばれるロボットで格納容器内部の放射線量や温度を測る本格的な調査が行われる計画ですが、先月行われたカメラによる調査では原子炉の真下の足場やサソリ型ロボットを移動させるルート上に事故前にはなかった堆積物が確認されていました。

9日は障害物を取り除く別のロボットが入れられ、中心部に向かうルートになっている長さ5メートルほどの金属製のレールにたまった堆積物の除去や撮影が行われました。しかし、高圧の水を吹きつけて堆積物を剥がしながら1メートルほど進んだところで、3つのうちの1つのカメラからの映像が次第に暗くなったため、作業は中止され、ロボットは回収されました。

映像の解析から周辺の放射線量が1時間当たり650シーベルトと先月の映像の解析結果をやや上回る高い値が推定されたことから、東京電力は強い放射線の影響とみています。

東京電力は、サソリ型のロボットが累積で1000シーベルト程度まで耐えられる設計になっているため、調査は可能だとみていますが、残された堆積物のため、一部走行できないおそれがあることなどから、本格調査を今後どのように進めるか、その可否も含めて検討することにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:06:01  | カテゴリ:科学のニュース
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