2017年02月16日 (木)

浜岡原発 不適切な状態で部品取り付け 補強工事へ

K10010878931_1702161558_1702161600_02_01.jpg

静岡県にある浜岡原子力発電所で行われているフィルターベントと呼ばれる安全対策の工事で、不適切な状態で部品が取り付けられ、強度が保たれていない可能性があることがわかり、中部電力は補強工事を行うとしています。

フィルターベントは福島第一原発のような重大な事故で原子炉が入った格納容器を守るため、高圧の気体を外に逃がす際に放射性物質の放出を抑える装置です。

原発事故を踏まえた安全対策として中部電力は浜岡原発の3号機と4号機で設置工事を行っていましたが、16日、担当者が静岡県庁を訪れ、工事で不具合が見つかったと報告しました。

それによりますと、フィルターベントと原子炉の格納容器をつなぐ配管を支える金属製の部品が途中で曲げられたり、所定の位置とは違うところにつけられていたということです。こうした不適切な部品の設置は3号機で62か所、4号機で57か所確認され、強度が保たれていない可能性があるため、中部電力は今後、補強工事を行い、ことし秋には終えたいとしています。

工事を請け負った業者からは「コンクリートの中の鉄筋の密度が高く、所定の位置に設置するのが難しい」という相談が寄せられていたということで、中部電力静岡支店の西田勘二原子力グループ部長は、「指摘があったにもかかわらず、問題を解決せずに工事を進めてしまった。部品の重要性を関係業者と共有していきたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:15:49  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲