2017年02月17日 (金)

米で原発事故防ぐ対策を話し合う会合

K10010879871_1702170958_1702170959_02_01.jpg

東京電力福島第一原子力発電所の事故からまもなく6年になるのを前に、アメリカで同様の原発事故を防ぐ対策について話し合う会合が開かれ、電力会社や規制当局などの関係者が現在取り組んでいる安全対策の進捗(しんちょく)状況などを報告しました。

この会合は、首都ワシントン郊外にあるNRC=原子力規制委員会で関係者およそ100人が参加して開かれ、電力会社やNRCの担当者が福島第一原発事故を教訓に現在進めている対策の進捗を報告しました。

アメリカでは、福島第一原発事故以降、原発の地震や洪水の対策を見直したり、事故で原子炉内の圧力が高まった場合に格納容器の破損を防ぐため放射性物質を含む水蒸気を放出するベントの装置を強化したりすることなどが求められています。

会合では、電力会社などで作る協会の副会長が、ことし中に85%の原発で洪水対策の見直しが終了すると報告した一方、NRCの担当者は、ベントの装置の強化は再来年までかかる見通しだなどと報告していました。

これに対し、科学者グループのメンバーの1人は、福島第一原発事故以降の6年間でも大雨で原発構内の建物に水が流れ込んだケースが数件あったことを例に挙げながら、「すべての炉の対策が十分とは言えない」として、検査態勢の強化を訴えていました。

NRCの事故防止対策の担当者は「想定を超える事態にも備えられるよう、今後も対策を進めたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:08:13  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲