2017年02月21日 (火)

自然哺育の双子のチンパンジー 国内初の繁殖活動へ

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国内で唯一、母親に育てられた双子のメスのチンパンジーが、繁殖活動に入ることになり、21日、高知県から東京の動物園に出発します。自然哺育の双子のチンパンジーが繁殖活動に入るのは国内で初めてで、成果が注目されます。

繁殖活動に入るのは、高知県香南市の「高知県立のいち動物公園」で飼育されている7歳のメスのチンパンジー「サクラ」で、21日、東京・日野市の多摩動物公園に向けて出発する予定です。

サクラは、8年前の4月にオスの「ダイヤ」と一緒に双子で生まれ、双子のチンパンジーが母親に育てられた国内で唯一のケースとして注目されました。

双子のチンパンジーを育てるのは母親の負担が大きいため難しく、国内の動物園で生まれた7組14頭のうち、サクラとダイヤ以外の9頭は死に、3頭は人の手を借りる人工哺育で育てられました。

サクラたちの場合は、別のメスが育児を手伝うことで、母親の負担が軽減され、自然哺育に成功したということです。

人工哺育で育った場合、育児を受けた経験がないため、母親になっても育児ができないケースもあるということで、自然哺育で育った双子のチンパンジーの繁殖活動の成果が注目されます。

サクラが生まれたときから担当している山田信宏飼育員は「育児を受けた経験を生かして、サクラも立派な子育てができる母親になってもらいたいです」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:07  | カテゴリ:科学のニュース
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