2017年02月24日 (金)

川内原発2号機 臨界の状態に 鹿児島

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23日夜、原子炉が起動されて運転を再開した鹿児島県にある川内原子力発電所2号機は、24日午前10時、核分裂反応が連続する臨界の状態になりました。九州電力は、来週27日には発電と送電を始める計画です。

去年12月から定期検査に入っている川内原発2号機は、23日午後9時半に原子炉の中の核分裂反応を抑える制御棒が引き抜かれて原子炉が起動され、運転を再開しました。

その後、制御棒の位置を調整したり、原子炉の冷却水に含まれる核分裂反応を抑える成分を薄めたりする作業が続けられ、24日午前10時に、核分裂反応が連続する臨界の状態になりました。

九州電力は、発電用のタービンの検査などを行ったあと、来週27日の午前11時には発電と送電を始める計画です。

その後、徐々に原子炉の出力を高めながら最終盤の検査を続け、問題がなければ、来月24日に、すべての検査を終えて営業運転に入ることにしています。

2号機の運転再開で、川内原子力発電所は現在、運転中の1号機と2つの原子炉いずれも稼働した状態になっています。

発電所前では抗議集会

川内原子力発電所の前では、24日午前、運転再開に反対するグループが抗議集会を開きました。

川内原子力発電所のゲート前で行われた抗議集会には、原発に反対するグループのメンバーなどおよそ30人が集まりました。

メンバーらは「福島の事故を繰り返すな」とか、「原発に近い『甑(こしき)断層帯』が新たに主要活断層帯に指定され、再検証が必要だ」などと訴えたあと、声を合わせて「再稼働反対」とか、「臨界反対」などとシュプレヒコールを上げていました。

川内原発をめぐっては、鹿児島県の三反園知事が22日、「強い対応を取る必要はないと判断している」と述べ、運転継続を容認する考えを示していて、抗議に参加した人からは知事の姿勢を批判する声も上がっていました。

「ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会」の向原祥隆事務局長は「原発を止めると言って当選した知事は約束を守ってほしい。専門家委員会は反対派を入れたうえで、安全性を検証してほしい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:11:14  | カテゴリ:科学のニュース
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