2017年02月24日 (金)

去年の福島沖地震で予想より高い津波 予測データ見直し 気象庁

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去年11月の福島県沖の地震で、宮城県沿岸で予想より高い津波が観測され、津波注意報が警報に引き上げられたことについて、気象庁が調べた結果、津波の予測に使っているデータベースの断層の向きが実際と大きく違っていたことなどが原因とわかりました。気象庁は、今後、福島県沖周辺のデータを見直すとともに、全国のほかのエリアについても調べることにしています。

去年11月、福島県沖で発生したマグニチュード7.4の地震では、地震発生から2時間後に1メートル44センチの津波が仙台港で観測され、気象庁は、宮城県に出していた津波注意報を津波警報に引き上げました。

これについて気象庁が調べた結果、この地震は、北東から南西に延びる断層がずれ動いて発生したため、福島県の沿岸で反射した津波が仙台港付近に回り込み、高くなったことがわかりました。これに対し、あらかじめ気象庁のデータベースに入れられ、地震発生直後に津波の高さなどの予測に使っている断層は南北に延びていたため、反射する波の影響などが小さく、宮城県沿岸では津波警報の基準となる1メートルを超える津波は予想されなかったということです。

これを受けて気象庁は、今後、福島県沖周辺で今回と同じ向きの断層でシミュレーションを行い、その結果を加えてデータベースを見直すほか、全国のほかのエリアでも同じようなケースがないか、データを詳しく調べることにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:13  | カテゴリ:科学のニュース
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