2017年03月01日 (水)

高浜原発 クレーン転倒事故は保安規定違反

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福井県にある高浜原子力発電所で、ことし1月、大型のクレーンが強風で倒れた事故で、原子力規制委員会は工事の元請け会社に対する転倒防止対策の要求が不十分だったとして保安規定違反があったと判断し、関西電力に事故防止を徹底するよう求めました。

高浜原発では、ことし1月、安全対策の工事で使われていた長さ110メートル余りのクレーン1台が強風で倒れ、2号機の核燃料を保管する建物の屋根の一部などが損傷しました。

原子力規制委員会は1日の会合で、関西電力が元請け会社との間で暴風警報の情報を共有せず、クレーンを折りたたむなどの転倒を防ぐ対策について具体的な要求も行っていなかったと指摘し、「現場工事の管理で、対策の要求が不十分だった」として、保安規定違反があったと判断しました。

規制委員会の田中俊一委員長は「事故防止の管理は、ひとえに電力事業者の責任だ。いろいろな工事・事故があるが、それが社会的に大きなインパクトを与えるという自覚をもってほしい」と述べ、関西電力に事故防止を徹底するよう求めました。

事故を受けて、関西電力は天候の悪化を考慮して元請け会社の安全対策を確認するなどの再発防止策をまとめていて、原子力規制庁は今後の保安検査などで実施状況を確認することにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:15:47  | カテゴリ:科学のニュース
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