2017年03月11日 (土)

原発事故から6年 台湾で脱原発の実現訴える集会

K10010907541_1703111853_1703111854_02_01.jpg

台湾では、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から6年になるのに合わせて、民進党政権がかかげている脱原発の実現に向けて、既存の原発の廃炉や、再生可能エネルギーへの転換を訴える集会が開かれました。

台湾では、現在3か所にある原発で、合わせて3つの原子炉が稼働していて、去年は発電量全体のおよそ12%を占めています。
しかし、日本での原発の事故のあと、原発の安全性への不安を訴える声が高まり、ことし1月、民進党の蔡英文政権のもとで、電気事業法が改正され、2025年までにすべての原発の運転を停止することが盛り込まれました。

11日は、東日本大震災から6年がたつのに合わせて、台北の総統府の近くで環境保護団体や原発の近くに住む住民などが集会を開きました。
参加者は、「原発を廃止しろ」などとシュプレヒコールを上げて台北の中心部をデモ行進し、脱原発の実現に向けた政策を実行に移すよう訴えました。
参加した40代の男性は、「もし台湾で原発事故が起きたらと思うと心配です。原発に代わるエネルギーを活用してほしい」と話していました。

蔡英文政権は、原発の段階的な廃炉を進めるとともに太陽光や風力発電などの活用を進める方針です。
しかし、電力の供給が不安定化し、料金の高騰につながると懸念する声が出ているほか、使用済み核燃料の処理の方法をめぐっても論争が続いていて、脱原発への対応が大きな課題になっています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:20  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲