2017年03月21日 (火)

100年前の樹氷の写真見つかる 温暖化進む今と比べると...

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冷えた水滴が樹木に吹きつけられてできる、山形・蔵王の観光名物、樹氷をおよそ100年前に撮影した写真が見つかりました。最近では、樹氷がまだ大きく育つことのない1月初めにすでに分厚い氷や雪の塊になっている様子が写され、専門家は「温暖化の影響を受ける前の貴重な写真だ」と注目しています。

見つかったのは、今から96年前の大正10年に慶応大学山岳部のメンバーが撮影した3枚の写真です。樹氷について、研究している山形大学の柳澤文孝教授が、東京都内の大学の図書館に保管されているのを発見しました。

年が明けて、まもない1月8日に蔵王の山頂付近で撮影したと見られ、大きいもので高さ3メートルほどの木の全体が、分厚い氷や雪に覆われた「アイスモンスター」と呼ばれる状態になっています。

柳澤教授によりますと、温暖化の影響で、最近の山形市の平均気温は大正時代より2度ほど高く、樹氷が、このような状態に成長するのは例年2月ごろになるということです。

蔵王の樹氷を撮影した写真としては最も古いということで、柳澤教授は「温暖化の影響を受ける前、樹氷の成長が早かった時期の姿を記録した貴重な写真だ。地球規模の環境問題を考えるために役立てたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:05:19  | カテゴリ:科学のニュース
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