2017年03月29日 (水)

脳死の心臓移植受けられず 原因はプログラムの単純ミス

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日本臓器移植ネットワークのシステムの不具合のため、脳死からの臓器提供で心臓移植を受けるはずだった患者2人が移植を受けられなかった問題で、専門家による調査チームは、原因はプログラムの単純な記述ミスでシステム導入前のテストも不十分だったとする報告書をまとめました。

この問題は、日本臓器移植ネットワークのシステムの不具合のため、去年10月以降に行われた脳死からの臓器提供で、本来、心臓移植を受けるはずだった患者2人が移植手術を受けられなかったものです。

問題の調査をしていた専門家チームは29日に会見し、報告書の内容を公表しました。それによりますと、患者の選定を誤った原因はプログラムの単純な記述ミスで、背景には担当者の能力不足に加え、システム導入前のテスト期間が短く、内容も不十分だったことがあるとしています。そのうえで、情報システムに十分な知識と経験のある担当者を配置することや患者の選定を専門に行う部署を新たに設けることなどを提言しています。

ネットワークでは今回の問題の以前にも患者の選定を誤るミスが相次いでいて、調査チームの委員長を務める日本移植学会の江川裕人理事長は「ミスの背景にある問題を真摯(しんし)に受け止め、改善の成果を患者に還元できるよう努力していただきたい」と話していました。これについてネットワークでは「一日も早く信頼を回復できるよう再発防止に努めたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:24  | カテゴリ:科学のニュース
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