2017年03月30日 (木)

新高速炉開発で政府作業部会が初会合 工程表作成へ

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高速増殖炉の「もんじゅ」を廃炉にする一方、政府が新たに掲げる高速炉の開発をめぐり、政府の会議の中に設けられた関係機関による初めての作業部会が開かれ、来年までに今後10年間の工程表をまとめることを確認しました。ただ、高速炉の開発をめぐっては国の別の委員会で「現状では経済性がない」などとして慎重な意見もあり、こうした懸念に応える計画を示せるかが焦点となっています。

政府は、去年12月、安全管理上の問題が相次いだ福井県の高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉にする一方、フランスをはじめ海外との協力などを通じて新たな高速炉の開発を目指す方針を決めました。

これを受けて、政府の「高速炉開発会議」の中に、経済産業省と文部科学省、電気事業連合会、それにメーカーなどからなる作業部会が設けられ、30日、初めての会合が開かれました。
この中では、来年までに今後10年間の工程表をまとめることを確認したほか、工程表の作成にあたっては、新たな高速炉の構造をこれまで日本が進めてきたタイプにするのか、フランスなどが進めるタイプにするのか、その判断の時期についても議論していくことを確認しました。

ただ、新たな高速炉の開発を目指す政府の方針をめぐっては、国の原子力政策に専門的な立場から意見を述べる原子力委員会が、ことし1月、「高速炉の商業化は現状では経済性がなく、急がず柔軟に進めるべきだ」などと指摘する慎重な見解を示していて、作業部会が、こうした懸念に応える計画を示せるかが焦点になっています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:37  | カテゴリ:科学のニュース
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