2016年05月04日 (水)

指定外の貴重な文化財も被害 支援呼びかけ

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一連の地震で深刻な被害を受けた、熊本県内の貴重な文化財が失われるのを防ごうと、文化財の保存活動に取り組んでいる団体などが被害の様子を視察し、持ち主に対して解体を急がずに支援を待つよう呼びかけました。

一連の地震で被害を受けた文化財の中には、国の重要文化財などの指定を受けていないものも多く、修復費用の補助がつかないため、取り壊されてしまうことが懸念されています。
このため、文化財の保存に取り組んでいる日本イコモス国内委員会や日本建築学会などが、貴重な文化財を何とか残そうと、被害の状況を視察しました。
このうち明治・大正時代の建物が多く残る熊本市の新町・古町地区では、かつて銀行の支店だった建物の階段に亀裂が入ったり、天井が剥がれ落ちたりした様子を、当時の設計図を見ながら確認していました。
5年前の東日本大震災では、国の重要文化財などに指定されていない文化財の多くが解体されたということで、視察したメンバーは、文化財の持ち主に対し解体を急がずに支援を待つよう呼びかけていました。
日本イコモス国内委員会の矢野和之事務局長は「今後は国や県などに支援を呼びかけるとともに、義援金なども募り、貴重な文化財を残していきたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:09:40  | カテゴリ:文化のニュース
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