2016年05月13日 (金)

蜷川さんの死悼む 舞台出演の藤原竜也さん 木村拓哉さんら

12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんについて、蜷川さんの舞台に出演した俳優など、親交のあった関係者からその死を惜しむ声が相次いでいます。

蜷川さんに見いだされ、15歳のときに「身毒丸」の主役で舞台デビューを果たし、その後も数多くの舞台に出演してきた俳優の藤原竜也さんは、所属事務所を通じて、蜷川さんが亡くなる前日に蜷川さんの病室を訪れたことを明かしました。そのうえで、「最期に会えてよかったです。僕を産んでくれたのは蜷川さんです。沢山の演劇人生をありがとうございました。まじめに突き進んでいきます」というコメントを発表しました。

シェークスピアの戯曲「十二夜」の歌舞伎版、「NINAGAWA十二夜」に出演した歌舞伎俳優の尾上菊之助さんは「蜷川さんは絶対に歌舞伎の演出はしないとおっしゃっていたのですが、シェークスピアの『十二夜』の演出をお願い出来ることになり、『歌舞伎に留学して、菊之助君と心中するよ』と言ってくださったのが一番心に残っています。時に厳しく、温かく、ともに過ごした稽古場での時間は、短かったですが、私にとっての大恩人です」とコメントを発表しました。

また、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は、ラジオで共演した際に東京オリンピック開会式の演出について話したことがあったということで、「昭和と平成を見事につなげた人が、東京オリンピックを待たずにさよならなんてずるいよ」とコメントを発表しました。

SMAPの木村拓哉さんは「自分が今あるのも、当時右も左も分からなかった自分に『人から拍手してもらえる厳しさとすばらしさ』を教えて頂けたからだと思います。少し前に『俺がポシャる前にもう一度一緒にやろうぜ!』って言ってもらったことがいま頭から離れません」とコメントを発表しました。

また、V6の森田剛さんは「舞台の初日前には、『ほかの人に何を言われても俺が責任をとってやる』と言ってくれました。だから舞台に立つことが怖くなかったですし、この人のためにやりたいと思いました。『ばか野郎、変態』と言われながら、たくさんの愛情をいただきました」とコメントを発表しました。

嵐の松本潤さんは「なんだか、胸に大きな穴があいてしまったようです。訃報を聞き、蜷川さんに言って頂いた言葉を思い返しています。もっと言って欲しかったです。もっと蜷川さんの作品がみたかったです」とコメントを発表しました。

また、今月から始まる蜷川さん演出の舞台「尺には尺を」に出演する予定の藤木直人さんは、ファン向けのウェブサイトにコメントを掲載し、「稽古終わりでみんなに伝えられたのですがみんな泣いてました。僕も泣きました。『頑張って』という言葉と握った手の温かさが今も残っています。今回の作品のセットや衣装、演出プランなどディレクションなさっていましたし、稽古の様子を撮って見ていただいてはいましたが、やはり直接指導していただきたかったです」としています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:10:40  | カテゴリ:文化のニュース
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