2016年05月24日 (火)

蜷川さんが病床から演出 あすから「遺作」上演

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今月12日に亡くなった世界的演出家、蜷川幸雄さんが病床から演出した舞台の上演が25日から始まるのを前に、さいたま市の劇場で稽古の様子が公開されました。

公開されたのは、蜷川さんが芸術監督を務めていた「彩の国さいたま芸術劇場」で25日から上演が始まるシェークスピアの喜劇「尺には尺を」の稽古です。
蜷川さんはシェークスピアの戯曲を数多く演出していて、今回の作品は、ヨーロッパを舞台に権力の座についた人間がどのように変わっていくかを描いています。
蜷川さんは体調を崩して去年の年末から入院していましたが、先月から始まった稽古の様子を収録した映像を見て、病床から演出の指示を出していたということです。
稽古では、舞台上で思い思いにせりふの練習をしていた役者たちが、開始を知らせる鐘の音を合図に一斉に整列して舞台が始まるという蜷川さん独特のオープニングの様子などが公開されました。
主演の藤木直人さんは、「蜷川さんは独創的で大胆な演出方法で、いろんな解釈を世界に発信し続けた人で、その思いを形にできたら思う」とことばを詰まらせながら蜷川さんへの思いを語っていました。
また、同じく主演の多部未華子さんは「『シェークスピアに出たい』と話したところ、『よし、じゃあ一緒にシェークスピアやろう』と言ってくれた。蜷川さんのことばを忘れずに舞台に立ちたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:37  | カテゴリ:文化のニュース
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