2016年06月02日 (木)

松尾芭蕉直筆の句や絵など16点見つかる

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江戸時代の俳人、松尾芭蕉の直筆の句や絵、手紙など16点が、関西の個人の家などから見つかり、これまで内容が明らかではなかった連句も含まれていることが、兵庫県の博物館で確認されました。

俳諧に関する資料を収集している兵庫県伊丹市の柿衞文庫は、この2年ほどの間に、主に関西の個人から持ち込まれた芭蕉に関する資料について、学芸員や研究者による鑑定を行ってきました。その結果、句や絵、それに手紙など16点が芭蕉直筆のものと確認されたということです。
このうち、芭蕉が『野ざらし紀行』の中で、現在の滋賀県甲賀市を旅した際に僧侶などと3人で詠んだ連句は、「酒の闇寒し春の夜千鳥哉」と、「朧の柳窓の二百歩」という句についで、芭蕉が「三股の桜にのぼる人有て」と詠んでいます。連句を作ったことは、門人の記録で知られていましたが、今回初めてその内容が明らかになりました。また、朝顔を詠んだ俳句に添えて、芭蕉自身が墨の濃淡で描いた朝顔の絵も確認されました。
柿衞文庫は16点の資料を展示する特別展を、今月11日から開くことにしています。岡田麗副館長は「芭蕉は研究し尽くされているので、新しい句が見つかり、とても驚いています。300年ほど前の芭蕉が残した筆遣いや息吹を見に来てほしい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:08  | カテゴリ:文化のニュース
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