2016年07月13日 (水)

国内最古級の「錠前」見つかる 飛鳥時代の庭園跡

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奈良県明日香村にある飛鳥時代の庭園の跡から、箱などに鍵をかけるのに使われたとみられる「錠前」の部品が見つかりました。調査した研究機関は、国内で最古級の錠前の1つだと注目しています。

この部品は、国内最古の本格的な庭園があった明日香村の「飛鳥京跡苑池」の水路の跡から見つかりました。
漆が塗られた長さ9センチ余りの鉄の棒で、調査した奈良県立橿原考古学研究所によりますと、「海老錠」と呼ばれる錠前のうち、「牡金具」という部品だということです。別の金具の穴に差し込むと先端部分のバネが開いて、鍵がかかる仕組みになっています。
研究所によりますと、7世紀後半の飛鳥時代のものとみられ、正倉院に収められている奈良時代のものと同じように、箱などに鍵をかけるのに使われたと考えられるということです。
この時代の錠前の同じ部品は、これまでに大阪・羽曳野市で出土した7世紀中ごろのものなど2例が見つかっていますが、今回は最も状態がいいということです。
研究所の鈴木一議主任研究員は「国内で最古級の1つで、飛鳥時代、日本に伝えられた当時の形態を知るうえで貴重な資料だ」と注目しています。
この錠前は、今月16日から奈良県橿原市の橿原考古学研究所附属博物館で展示されます。

投稿者:かぶん |  投稿時間:22:44  | カテゴリ:文化のニュース
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