2016年07月29日 (金)

たかじん氏描いた本で幻冬舎に賠償命令

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おととし亡くなった、やしきたかじんさんの闘病生活を描いた本で名誉を傷つけられたとして、やしきさんの長女が出版元の幻冬舎を訴えた裁判で、東京地方裁判所は、一部の記述は真実と認められないとして、幻冬舎に300万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。

関西を中心に幅広く活動し、人気を集めた、やしきたかじんさんがおととし亡くなるまでの闘病生活を描いた作家の百田尚樹さんの著書「殉愛」を巡っては、やしきさんの長女が「自分や父親についてうそを書かれ、名誉を傷つけられた」などとして、幻冬舎に対して、出版の差し止めと賠償を求める訴えを起こしました。

29日の判決で、東京地方裁判所の松村徹裁判長は「本の内容は再婚した妻などへの取材に基づくもので、一部は真実と認められない。原告に取材したり、承諾を得たりすることもなかった」などと指摘し、名誉毀損やプライバシーの侵害に当たるとして、幻冬舎に330万円の賠償を命じました。一方、「出版が続いた場合に原告が被る損失は回復するのが著しく困難なほど重大ではない」として、出版の差し止めを求める訴えは退けました。

原告・被告側双方の反応は

判決について、やしきたかじんさんの長女の弁護士は「名誉毀損やプライバシーに関する主張はほぼ認められ、正当な判決だ。幻冬舎が自主的に書籍の発行をやめ、回収するよう強く求めたい」とするコメントを出しました。

一方、幻冬舎は「多くの点で当社の主張が認められたものの、一部認められない点があったことは誠に遺憾であり、判決を精査し、対応を検討する」とコメントしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:41  | カテゴリ:文化のニュース
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