2016年08月10日 (水)

戦争証言をネットで語り継ぐプロジェクト始まる

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薄れゆく戦争の記憶を体験者の声で記録し、インターネットで公開して未来に伝えようというプロジェクトが始まり、10日の公開に合わせて、東京大空襲の体験を語る会が都内で開かれました。

このプロジェクトは、高齢化が進む戦争の体験者の証言をその人の声で記録し、ネットで公開して未来に伝えようというもので、ネット通販大手のアマゾンが始めました。
公開に合わせて、東京大空襲の体験を語る会が、語り部の竹内静代さん(85)を招いて東京・江東区で開かれました。当時14歳だった竹内さんは、焼い弾の実物を見せながら、「これが空からたくさん落ちてきて、私の家も焼けました。次の朝、いくら歩いても焼け野原で亡くなった人があちこちに真っ黒になって横たわっていたのは、今も忘れられません」と話しました。そして、「そのころは、とても明日のことなんて考えられませんでした。今、明日の生活を考えられることは当たり前ですが、とても大事です」と、集まった小・中学生らに語りかけていました。
小学6年の男子児童は「二度と戦争が起きないように、今度は自分たちが、きょう聞いた話を伝えていきたい」と話していました。
竹内さんは「単に『戦争という現象があった』ということだけではなく、一歩踏み込んで、生きていた人の熱さや痛み、悲しみを感じてほしい。そして、身近な人に『こういう話を聞いた』と、とにかく伝えてほしい」と話していました。
公開されたサイトでは、竹内さんの朗読のほか、沖縄戦を体験した男性の語りや特攻隊員の残した手紙の朗読など、4つの話を無料で聞くことができます。
アマゾンジャパンの古屋美佐子さんは「人が話すことばの持つ伝える力を信じて、後世に伝えなければいけないことを配信していきたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:05  | カテゴリ:文化のニュース
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