2016年09月06日 (火)

モントリオール世界映画祭 「たたら侍」が受賞

カナダで開かれていた「モントリオール世界映画祭」で、錦織良成監督の「たたら侍」が、芸術性の高い作品に贈られる最優秀芸術貢献賞を受賞しました。

先月25日から、カナダのモントリオールで開かれていた北アメリカ最大規模の映画祭、モントリオール世界映画祭は最終日の5日、コンペティション部門の受賞作品の発表が行われました。

日本からは最高賞のグランプリを争うワールドコンペティション部門に、2つの作品がエントリーされ、このうち、島根県に伝わる日本古来の製鉄法のたたら製鉄が行われている戦国時代の村を舞台に若者の成長を描いた、錦織良成監督の「たたら侍」が芸術性の高い作品に贈られる最優秀芸術貢献賞を受賞しました。

また、おととし亡くなった俳優の高倉健さんについて各国の映画関係者などが語ったドキュメンタリー映画、日比遊一監督の「健さん」がドキュメンタリー部門の最優秀賞を受賞しました。

モントリオール世界映画祭では2006年に奥田瑛二監督の「長い散歩」が、2008年には滝田洋二郎監督の「おくりびと」が、それぞれ最高賞のグランプリを受賞しています。

「たたら侍」 どんな映画?

「たたら侍」は、島根県の奥出雲地方に伝わる日本古来の製鉄法の「たたら製鉄」を行う戦国時代の村を舞台に、若者の成長を描いた物語です。
主人公の若者はたたら製鉄の技術を継ごうとせず、侍に憧れて村を出ますが、たたら製鉄の技術のすばらしさや、伝統を守ろうとする村の人たちの姿に心を打たれ、伝統を受け継ぐ決意をします。

地元、島根県出身で、これまでも地元を舞台にした作品を撮っている錦織良成監督が脚本も担当しています。
おととし、出雲市で行われた映画の制作発表で、錦織監督は「人々の穏やかさや、地域のつながりの強さなどを描き、日本のよさを若い人たちに知ってもらうきっかけになるような映画にしたい」と意気込みを語っていました。
錦織監督は今回の作品のほかにも、島根県を舞台にした映画を制作し、美しい風景や人々の何気ない生活から見える地域の豊かさを描いています。

また、今回の映画にはダンスボーカルグループ、EXILEのHIROさんがプロデューサーとして参加しているほか、主人公を演じる俳優の青柳翔さんもHIROさんがプロデュースしている劇団EXILEに所属しています。
青柳さんはおととし、NHKのBSプレミアムで放送されたドラマ「下町ボブスレー」で、主人公の若手職人役を演じるなど、ドラマや舞台、映画に数多く出演しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:14:11  | カテゴリ:文化のニュース
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