2016年09月20日 (火)

沖縄 "出土の釣り針は世界最古"研究グループが分析

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沖縄県南城市の旧石器時代の遺跡で出土した貝で出来た釣り針が、今から2万3000年前の世界で最も古い時期のものだとする分析結果を沖縄県立博物館・美術館のグループがまとめました。研究グループは「当時から道具を使って魚をとっていたことが裏付けられた」としています。

この釣り針は、旧石器時代の人骨や貝の道具などの発見が相次いでいる南城市のサキタリ洞遺跡で、4年前に見つかりました。大きさは1.4センチほどで、貝を砕いたうえで岩で削って形を整えたとみられます。
この釣り針について、沖縄県立博物館・美術館のグループが出土した地層の年代を基に使われた時期を調べ、今から2万3000年前のものだという分析結果をまとめました。これは、これまで最も古いとされてきた東ティモールで発見された釣り針とほぼ同じ時期に当たるということです。遺跡の同じ場所からは、ブダイなどの魚の骨や、モクズガニのはさみも見つかっていて、研究グループは当時の食生活の豊かさを示すものだとしています。
沖縄県立博物館・美術館の藤田祐樹主任は、「旧石器人が古くから魚をとって生活していたことが裏付けられ、高度な道具を使い、豊かな文化を持っていたことがうかがえる」と話しています。この釣り針や人骨は、ことし11月から県立博物館・美術館で公開される予定です。

投稿者:かぶん |  投稿時間:07:35  | カテゴリ:文化のニュース
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