2016年10月26日 (水)

北野武さんがレジオン・ドヌール勲章を受章

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映画監督でタレントの北野武さんがフランスで最も名誉ある国家勲章「レジオン・ドヌール勲章」を受章し、パリで行われた叙勲式で「新しいジャンルでもまた活躍できるよう、力をもらった気がします」と喜びを語りました。

レジオン・ドヌール勲章は、文化や科学、経済などの分野での卓越した功績を表彰する目的で1802年に創設された、フランスで最も名誉ある国家勲章です。
北野さんは、ことし3月、フランス大統領の決定でこの勲章の5つの等級のうち4等にあたる「オフィシエ」を受章しました。

25日、パリで叙勲式が行われ、北野さんと親交が深いジャック・ラング元文化通信相が「漫才で育った精神を生かして大きく豊かな世界をつくった。映画界にも独自のスタイルで新たな息吹をもたらし、国際的な名声を得た」と功績をたたえ、勲章を授与しました。

これを受けて北野さんは「この受章でもうひと押しされ、新しいジャンルでもまた活躍できるよう、力をもらった気がします」と喜びを語りました。

北野さんは監督した映画が海外でも高く評価され、フランスでは6年前に芸術文化勲章の最高章も受章しています。
映画ファンのフランス人女性は「彼の作品は一風変わっていながら優しくもあります。そんなすてきな映画をこれからもつくり続けてください」と祝福していました。

レジオン・ドヌール勲章は、文化や科学、経済などの分野で卓越した功績を表彰するために、19世紀にナポレオンによって創設されたフランスで最も名誉ある国家勲章で、現在は大統領が受章者を決定します。
5つの等級があり、外国人の場合、最上位の「グランクロワ」と2等にあたる「グラントフィシエ」が国家元首などに与えられるほか、3等の「コマンドゥール」、4等の「オフィシエ」、5等の「シュバリエ」がフランスとの経済や文化の交流に貢献した功労者などに与えられます。
国家勲章を扱う政府系機関によりますと、外国人の受章者は毎年およそ400人に上り、日本人はこれまでにおよそ700人が受章したということです。
このうち文化芸術の分野では、作家の大江健三郎さんが「コマンドゥール」を受章したほか、映画監督の黒澤明さんや指揮者の小澤征爾さんが、今回北野さんが受章したのと同じ「オフィシエ」を受章しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:06:06  | カテゴリ:文化のニュース
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