2016年10月26日 (水)

芥川賞作家の高井有一さん死去

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秋田県の角館を舞台にした小説「北の河」で芥川賞を受賞し、「内向の世代」の作家の1人として知られる高井有一さんが、26日午後、心不全のため東京都内の病院で亡くなりました。84歳でした。

高井有一さんは昭和7年に東京で生まれ、共同通信社で記者として働きながら、立原正秋さんらとともに同人誌「犀」を刊行しました。
昭和41年には、太平洋戦争中に秋田県の旧角館町に疎開していたときに母親が自殺した体験を描いた小説「北の河」で芥川賞を受賞しました。

みずからの内面を描いた「内向の世代」の作家の1人として知られ、「高らかな挽歌」や「時の潮」など、戦後の日本に生きる人たちを端正な文体で描き、数々の賞を受賞しました。
平成8年には日本芸術院の会員に選ばれたほか、平成12年からは日本文芸家協会の理事長を務めました。

去年10月には角館の桜や母親、友人などについてつづったエッセー集「時のながめ」を発表しましたが、親族によりますと1か月ほど前に体調を崩して入院を続け、26日、亡くなったということです。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:43  | カテゴリ:文化のニュース
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