2016年11月01日 (火)

欅坂46の衣装 ナチス軍服酷似でユダヤ系団体が抗議

日本のアイドルグループがコンサートで着た衣装が、ナチス・ドイツの軍服に似ているとして物議を醸し、アメリカのユダヤ系人権団体が「強い嫌悪感」を示すとともに、グループが所属する音楽会社とプロデューサーに謝罪を求めました。

先月22日、日本のアイドルグループ欅坂46が、横浜市で行ったコンサートで着た衣装がナチス・ドイツの軍服に似ているとして、インターネット上で物議を醸し、海外のメディアも報じました。

これについて、アメリカ・ロサンゼルスに本部を置くユダヤ系の人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が31日、声明を発表して「強い嫌悪感」を示しました。

さらに「10代の若者がこのような衣装を着て踊るのを見ることは、ナチスによる大量虐殺の犠牲者たちにとって大きな苦痛だ。グループに悪気がないとしても、ナチスの犠牲者の記憶を軽んじ、ドイツだけでなく世界中の若者に間違ったメッセージを送ることになる」と指摘し、グループが所属する音楽会社「ソニー・ミュージックエンタテインメント」と総合プロデューサーの秋元康さんに謝罪を求めました。

秋元康さん「大変申し訳なく思う」

欅坂46の総合プロデューサーをつとめる秋元康さんは、NHKの取材に対し、「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています。再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」とコメントしています。

所属の音楽会社「心よりおわび」

欅坂46が所属する音楽会社のソニー・ミュージックエンタテインメントは「10月22日に開催されましたハロウィンイベントにおいて、欅坂46が着用した衣装について、『ナチスドイツの軍服がモチーフではないか』とのお問い合せ・ご指摘をいただいております。私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりおわび申し上げます。また、当該の衣装に関しては、今後一切着用致しません。今回のご指摘を真摯に受け止め、再発防止に努めて参ります。多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけ致しましたこと、重ねておわび申し上げます」とするコメントを出しました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:47  | カテゴリ:文化のニュース
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