2016年11月03日 (木)

文化勲章親授式 ノーベル賞の大隅良典さんなど6人

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文化の日の3日、皇居で文化勲章の親授式が行われ、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった大隅良典さんなど6人に天皇陛下から文化勲章が贈られました。

ことしの文化勲章の受章者は、「オートファジー」という細胞内部の仕組みを解明し、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71)、水玉や編み目の模様をモチーフにした色彩豊かな作風で知られる前衛芸術家の草間彌生さん(87)、時代小説「御宿かわせみ」など数々のベストセラー小説を生み出した小説家の平岩弓枝さん(84)、「別れの一本杉」や「矢切の渡し」など、多くの名曲を生み出した作曲家の船村徹さん(84)、遺伝子レベルでの生物の進化の解明に努め、集団遺伝学の発展に貢献した国立遺伝学研究所名誉教授の太田朋子さん(83)、日本の近世文学の研究や教育で優れた功績を挙げた九州大学名誉教授の中野三敏さん(80)の6人です。

親授式は皇居・宮殿の「松の間」で行われ、天皇陛下から一人一人に橘(たちばな)の花にまが玉をあしらった文化勲章が贈られました。
そして、受章者を代表して平岩さんが「精進を重ねて、なお一層、役に立つ仕事をさせていただきたい」とあいさつすると、天皇陛下は「長年努力を重ね、大きな業績を収められ、文化の向上に尽くされたことを、まことに喜ばしく思います」とお祝いの言葉を述べられました。このあと受章者たちは、文化勲章をつけて宮殿の前で記念撮影に臨みました。

大隅さん「大変重い章を頂いた」

文化勲章の親授式のあと、宮内庁で受章者の記者会見が行われました。

大隅良典さんは「大変重い章を頂いたと思っています。日本の科学がもっと豊かになって、日本の社会が精神的にもゆとりあるものになって、科学をみんなで楽しむような国になってほしい。そのために微力ながら尽くしていきたい」と述べました。

草間彌生さんは「子どもの時から毎日毎日続けてきた絵を描く生活に、初めて聞く文化勲章の世界が入ってきて非常に驚いています。これから先もすばらしい人間愛と世界の平和のために芸術をやっていくことができれば、これに勝る光栄はないと思っています」と話しました。

平岩弓枝さんは「ただもう緊張して、がらにもなくあがりました。もうこの辺で隠居したいと考えていましたが、天皇陛下にお目にかかり、そんな愚かなことを考える暇があったらもっともっと精進して、ご恩に報いるような仕事をしなければいけないとみずからを励ましています」と述べました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:11:43  | カテゴリ:文化のニュース
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