2016年11月03日 (木)

囲碁 井山さん敗れ「七冠」途絶える

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囲碁で史上初めて七大タイトルを独占していた井山裕太さんが3日、七冠達成後3つ目の防衛戦となる名人戦の最終局で高尾紳路九段に敗れて、「名人」のタイトルを失い、六冠に後退しました。

 

井山裕太さんは、ことし4月、囲碁で史上初めてとなる七大タイトル独占を果たし、その後も「本因坊」と「碁聖」のタイトルを防衛していました。

七冠達成後、3つ目の防衛戦となった「名人戦」の七番勝負で、井山さんは挑戦者の高尾九段に3連敗しましたが、その後、3連勝と盛り返し、勝負の行方は2日から甲府市で行われた最終局に持ち越されていました。

2日目は終盤に高尾さんが優勢になり、井山さんも粘りを見せましたが、午後6時59分、251手までで白番の高尾さんが2目半勝ちしました。

これで井山さんは「名人」のタイトルを失って六冠に後退し、史上初の七冠独占が途絶えました。井山さんが七冠を保持した期間は197日で、20年前に将棋でただ1人七冠を成し遂げた羽生善治さんの168日を上回っています。

対局のあと井山さんは、「一つ勝つのも大変なことなので七冠は本当に奇跡で出来すぎでした。もう少し七冠を続けたかった気持ちもありますが、今の実力では、これが精いっぱいだったと思います。この経験を生かしてレベルアップできるように精進していきたいです」と話していました。

一方、高尾さんは10年ぶり2回目の名人のタイトル獲得となり、「結果についてはいまだに信じられず、まだ全く実感がないです。自分の実力以上のものが出せたと思っています」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:19:14  | カテゴリ:文化のニュース
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