2016年11月09日 (水)

江戸時代の宣教師シドッチ 人骨から顔を復元

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江戸時代に日本に上陸して捕らえられ、新井白石に各国の情報などを伝えた宣教師シドッチについて、国立科学博物館が、出土した人骨をもとに顔を復元し、300年前の姿がよみがえりました。

シドッチは江戸時代の西暦1708年、布教活動を行うために屋久島に上陸して捕らえられたイタリア人の宣教師で、尋問に当たった新井白石が各国の情報などを聞き取り、「西洋紀聞」という書物にまとめました。

おととし、シドッチが収容されていた東京・文京区の切支丹屋敷の跡地から3体の人骨が見つかり、DNA鑑定や当時の文献と照らし合わせた結果、このうちの1体がシドッチの可能性が高いことがわかりました。

国立科学博物館は、この人骨をもとにシドッチの顔を樹脂で実際の大きさに復元し、8日に報道公開しました。

広い額などが骨の特徴どおりに復元され、髪や目の色は、シドッチの風貌を記した「西洋紀聞」の記述に基づいて黒色にしたということです。

復元作業に当たった国立科学博物館の篠田謙一人類研究部長は「現代の科学のさまざまな力を集めて顔の復元ができました。新井白石とどのような話をしていたかなど、想像しながら見てほしい」と話していました。

復元されたシドッチの顔は、今月12日から来月4日まで、東京・上野の国立科学博物館で展示されます。

投稿者:かぶん |  投稿時間:05:09  | カテゴリ:文化のニュース
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