2016年11月22日 (火)

松山市の文京遺跡から畑の跡 国内最古か

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松山市にある「文京遺跡」で、縄文時代の終わりから弥生時代の初めの国内最古と見られる畑の跡が見つかったと、愛媛大学のグループが発表しました。これまで国内最古とされていた畑の跡より1世紀ほど古いということで、研究グループは、当時の農耕の姿を探る重要な発見だとしています。

愛媛大学埋蔵文化財調査室によりますと、松山市の愛媛大学の構内にある「文京遺跡」でおととし発掘調査を行ったところ、紀元前700年から500年にあたる縄文時代晩期の終わりから弥生時代前期の初めの地層から畑の跡が見つかりました。

南北の長さが6メートルから7メートルほどの小規模なもので、人が掘り返した跡があり、木製のすきで耕されたと見られるということです。
畝のない平らな状態ですが、近くに泥の層がないことなどから、水田ではなく畑だったと判断できるということです。

国内で見つかった畑の跡は、これまで、徳島市にある「庄・蔵本遺跡」や、三重県松阪市の「筋違遺跡」の弥生時代前期のものが最も古いとされていましたが、新たに見つかったのは1世紀ほどさかのぼるということです。

愛媛大学埋蔵文化財調査室の三吉秀充講師は「これまで縄文時代に栽培された食物は見つかっていたが、新たに畑の跡が見つかり、当時の農耕の姿を探る重要な発見と言える。ほかにも畑の跡が見つかる可能性があるので、研究を進めたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:16:34  | カテゴリ:文化のニュース
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