2016年11月26日 (土)

巨匠ワイダ監督の追悼上映 日本のファンにメッセージも

K10010785621_1611262056_1611262141_01_03.jpg

「灰とダイヤモンド」など祖国ポーランドの苦難を描いた作品で知られ、先月亡くなった映画界の巨匠、アンジェイ・ワイダ監督の追悼上映が26日から東京都内で始まり、亡くなる直前に撮影された日本のファンに向けた貴重なメッセージが公開されました。

ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督は、戦中、戦後の祖国の苦難や社会主義体制に抵抗する人々の姿を描いて世界の映画界に大きな影響を与えてきましたが、先月9日、90歳で亡くなりました。

東京・新宿の映画館で26日から始まった「ポーランド映画祭」では、監督の作品を紹介する追悼特集が組まれ、26日は亡くなる直前のことし9月に撮影された、日本のファンに向けた20分ほどのメッセージが初めて公開されました。

親日家としても知られるワイダ監督はメッセージの中で、みずからポーランドに設立した浮世絵などの日本文化を紹介する博物館で歌舞伎や能の公演を行ったことに触れたうえで、最後に「映画とは私にとって生命で、映画のない人生は想像ができない。秋か年末には次の映画の製作に取りかかりたいと思います」と語り、亡くなる直前まで映画の製作に意欲を見せていました。

訪れた25歳の女性は「監督が次回作を作ろうとしていたことは全く知らなかったので、とても驚きました。改めて監督が亡くなったことはとても残念だと思いました」と話していました。

ワイダ監督の追悼上映は来月16日まで行われ、反ナチズムなどを訴えた「抵抗3部作」と呼ばれる「世代」や「地下水道」、「灰とダイヤモンド」など合わせて10の作品が上映されます。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:41  | カテゴリ:文化のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲