2016年11月28日 (月)

ノーベル文学賞受賞 アレクシェービッチさんが大学生と交流

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チェルノブイリ原発事故の被害者を取り上げた作品などで知られ、去年、ノーベル文学賞を受賞したベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシェービッチさんが28日、東京都内で大学生と交流し、来日後に福島県内を訪れた感想などを話しました。

ベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシェービッチさんは「戦争は女の顔をしていない」や「チェルノブイリの祈り」など、従軍した女性や原発事故の被害に遭った人たちの証言を丁寧に集めた作品で知られ、去年、ノーベル文学賞を受賞しました。

受賞後初めて来日したアレクシェービッチさんは、28日、東京・府中市の東京外国語大学を訪れ、「著作が人類の未来に貢献した」として、大学側から名誉博士号を授与されました。

このあと学生と交流する時間が設けられ、東京電力福島第一原子力発電所の事故について質問を受けると、26日と27日に福島県内を訪れて、さまざまな人から話を聞いたとしたうえで、「いちばん大きく感じたことは、福島の原発事故はチェルノブイリで見聞きしたことと全く同じで、国というものは人の命に全責任を負わないということだ」と述べました。そして、「すぐにすべての原発を止めることは無理だが、代わりになるエネルギーは何か、どうすればいいのか考えることはできる。ミサイルを作ることではなく、そのことにもっとお金を使うべきだ」と指摘しました。

3年生の女子学生は「市井の人の話を聞いてきたアレクシェービッチさんだからこその説得力がありました。話が聞けて、とても貴重な経験でした」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:38  | カテゴリ:文化のニュース
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