2016年12月03日 (土)

夏目漱石没後100年 教え子に宛てた書簡発見

K10010793741_1612031235_1612031237_01_03.jpg

今月で没後100年となる夏目漱石が、作家志望の教え子に宛てた書簡が見つかり、3日から横浜市で一般公開されています。教え子の作品が雑誌に掲載されるよう何度も掛け合ったことを示す内容で、専門家は「面倒見がよく優しい文豪の一面がうかがえる」と話しています。

見つかったのは、夏目漱石が作家として活躍した明治40年から大正5年にかけて教え子で作家を志望していた佐瀬蘭舟に宛てた書簡8通です。漱石が亡くなって今月9日で100年となるのを前に、蘭舟の遺族から横浜市中区にある神奈川近代文学館に寄贈され、3日から一般公開が始まりました。

書簡には、漱石が蘭舟の小説を「おもしろい」と評価し、雑誌「ホトトギス」に掲載してもらうため、主宰する俳人の高浜虚子に何度も掛け合ったことなどが記されています。掲載を断られたことを伝える書簡では、「御気の毒の至」とか、「万事は小生の不行届」などと教え子を気遣っています。

漱石の資料に詳しい神奈川近代文学館の金子美緒さんは「教え子に対して面倒見がよく、温かく優しかった文豪の一面がうかがえる」と話していました。

この書簡は、来年1月22日まで公開されています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:12:32  | カテゴリ:文化のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲