2016年12月04日 (日)

紛争地の文化遺産の保護・修復で基金設立へ

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中東などで過激派組織による遺跡の破壊が続く中、紛争地で文化遺産をどのように守るのか話し合う国際会議がUAE=アラブ首長国連邦で開かれ、参加国は、危機にひんする遺産の保護や修復を目的にした、およそ110億円の基金の立ち上げを決めました。

会議はフランスの呼びかけで、3日までの2日間、UAEの首都アブダビで開かれ、日本を含むおよそ40か国から政府の代表や専門家などが参加しました。

紛争地の文化遺産をめぐっては、シリアやイラクなどで、過激派組織IS=イスラミックステートによる破壊や盗掘が相次ぐなど、その保護や修復が課題になっています。

会議では、文化遺産の保護や修復に携わる専門家たちが討議を行ったあと、フランスのオランド大統領が演説し、危機にひんする遺産の保護や修復を目的にした1億ドル(およそ110億円)の基金を立ち上げることを発表しました。

会議に参加した日本は、薗浦外務副大臣が演説し、アフガニスタンやイラクなどで文化財の修復や専門家の育成を行っていることを説明したほか、東京芸術大学の宮廻正明教授が最新の科学技術に伝統的な日本画の手法を組み合わせてよみがえらせたバーミヤンの壁画を展示してアピールしました。
宮廻教授は「日本としては、伝統を守りながらも新しい手法を取り入れた文化財の修復や保存を提案していきたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:06:07  | カテゴリ:文化のニュース
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