2017年01月25日 (水)

近畿最大級の鉄器生産集落か 兵庫 淡路の遺跡

K10010852911_1701252051_1701252104_01_02.jpg

弥生時代の集落があったとされる兵庫県淡路市の遺跡から、大規模な建物や炉の跡、それに多数の鉄の破片が見つかりました。調査した市の教育委員会は、近畿地方で最大級の鉄器を生産する集落だった可能性があるとして注目しています。

弥生時代後期の集落があったとされる兵庫県淡路市の「舟木遺跡」で、市の教育委員会が発掘調査を行ったところ、直径が10メートルを超える大型の竪穴式の建物など4棟の跡が見つかり、このうち1棟には炉の跡と見られる土が焼けた部分が4か所あるのが確認されました。

また建物の跡や周辺では鉄の破片が57点見つかり、鉄器を作る際に出る破片や針のような工具が多く含まれていたということで、市教育委員会は、鉄器や、それを使った製品の大規模な工房だった可能性があるとしています。

淡路島では、ほかの遺跡でも鉄器を生産したと見られる跡が見つかっていますが、市教育委員会によりますと、舟木遺跡は、より長い期間作っていたと見られ、近畿地方で最大級の鉄器を生産する集落だった可能性があるということです。

淡路市教育委員会の伊藤宏幸次長は「卑弥呼の時代にも鉄器を生産していた可能性があり、この遺跡がどういう役割を果たしていたのか興味深い。武器以外のものを作っていたと見られ、さらに調査したい」と話しています。

見つかった鉄の破片などは、来月5日、市内の北淡震災記念公園で一般公開されるということです。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:09  | カテゴリ:文化のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲