2017年01月26日 (木)

140もの墓 弥生時代の大規模墓地見つかる 大阪

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大阪・茨木市の弥生時代の遺跡から、140もの墓が集まった大規模な墓地の跡が見つかりました。墓の数が多くさまざまな大きさが混在していることから、専門家は「物流で栄えた地域で、階層的な違いが芽生えたことがうかがえる」と注目しています。

 

 

茨木市松下町の「郡遺跡・倍賀遺跡」で大阪府文化財センターが発掘調査をしたところ、集落の跡とは別の部分に140もの墓の跡が集まっているのが見つかりました。

今からおよそ2000年から2200年前の弥生時代中期のものとみられ、土を四角形に盛り、周りに溝を巡らせた「方形周溝墓」という形をしています。大きなものは縦12メートル、横18メートルに及びますが、小さなものはおよそ3メートル四方で、さまざまな大きさが混在していたということです。

さらに、1つの墓の溝からは、人の姿を表すこけしのような土偶や、長さが通常の3倍のおよそ30センチもある石包丁など、祭しに使われたとみられるものも出土しました。

弥生時代の状態のいい墓の跡がこれほど多く見つかったのは、全国でも珍しいということです。

日本の古代史に詳しい大阪大学の福永伸哉教授は「この地域が物流の拠点として非常に栄えていたことを裏付ける発見だ。墓の大きさが異なることから、階層的な違いが芽生え始めたことがうかがえる」と指摘しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:37  | カテゴリ:文化のニュース
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